多古町大移住計画

畳を乾しに行った
(1998年3月29日)

28日は畑に泊まって、29日、家の畳を乾しに行った。

家に着いた頃に、日曜にもかかわらず、昨日の大工さんが取り壊しにやって来た。
「空港の上をヘリが飛んでいた。また何かあったのかな?」と。
息子さんが埼玉県警に勤めているそうだ。最近は色んな事件が多いので忙しいらしい。

大工さんが言う。
「あの障子は良い障子だね。今、同じものを作ろうとしたら1枚10万以上はするよ」
げっ、1枚で10万以上(@_@)
何でも、1本の木の、木目の細かい部分だけを使って作っているそうで、障子1枚作るには相当大きな木でないといけないとか。同じ木で作っているので何十年経ってもキシんだりすることは全くないそうだ。
「壊さないようにしなよ」。

宮内さんが来た。
取り壊しの大工さんとは初対面らしい。大工さんから「あの人誰?」って聞かれた(^^;
「古い家の改築には、若い人よりも年期の入った人でないと、適当に壊されてしまう」と宮内さん。
なるほど。

この家は、2軒隣の本家の人から聞いた話だと、「昭和天皇のご成婚を祝って作った総欅作りの離れ」だったそうだ。その離れを、今のところまで転がして運んで来たと言う。
ん十年経っていても、障子や襖には全くキシミが無い。開け閉めもスーっと出来る。家の作りも立派だ。後から追加した部分が雨漏り等で朽ちている。昔の家って本当に凄い。改築をやってくれる宮内さんも構える訳だ。

この日も天気が良かった。絶好の畳乾し日よりって感じだった。
小さい時に田舎(宮崎県延岡市)の実家でお袋に手伝わされた畳乾しを思い出した。畳を乾すなんて、あの時以来だ。
この畳もまたしっかりした作りだ。団地の畳とかは偽物を使っているが、ここのは本当の本物。大工さんも良い畳みだと太鼓判を押した。縁の無いのなんか、今作るとかなりの値段がするらしい。
う〜ん、何か、凄いところを買ってしまったようだ。

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